米国けんきゅうにっき ゴーストタウン
学位取得後、研究者として米国へ。このさきどのようなことが待ち受けているのでしょうか?
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 今朝、ラボでFくんがワタシの同僚についての感想を赤裸々に語ってくれた。彼曰く......「昨夜からRocker(電気泳動のゼリーを着色液の中に入れて揺らす機械)を動かしておいたんですが、今朝来たら、止まっていたんですよね~、なんだかカンジわるいですよ!」
 さてワタシも似たようなことがある。夜に実験をするためにラボのドアの鍵を開けておいたのだが、ちょっと目を離したすきにすべてのドアが施錠されていた......まあ心当たりはあるのだが、Fくんに「まあこれは心霊現象とゆーことにしとこーじゃないか」と提案した。ちなみにいずれの時も我が麗しの同僚はラボに居て、もっともサスピシャスな人物なのだが......

coolidge_00.jpg 先日、Elkhorn Hot Springsに行ってきたおはなしは前々回あたりのエントリで話題にしたのだが、その帰り道、すばらしい物件を見つけた。そう、例によってゴーストタウンである。
 ちょっと注意しないと見つけられない場所にそれは在った。キャンプサイトに続くダートロードはすぐに気がついたのだが、その行き先表示板に小さくゴーストタウンの文字を見つけたのはFくんの功績であろう。今回は前回の様にどんよりとしておらず、ゴーストタウン散策にはもってこいのお天気。有無を言わさず、ダードロードにクルマを進めたのであった。
 この未舗装道路を1マイル(1.6キロ)ほど進むとキャンプサイトがあり、3,4組ほどのファミリーがキャンプを設営していた。(July 4thの前だったので、休暇を取ってキャンプを楽しんでいるのだろう)そのサイトを過ぎたとたんに、道は急に狭くなり対向車との離合はちょっと難しい間隔。だんだんと雰囲気がでてきたね~。
 3マイルほどこの未舗装道路を進むが対向車はほとんどなし。ヒトの気配もまったくなし。ホントーにこんな場所でかつて人々が生活を営んでいたのだろーか?と心細くなる。やがて駐車場の看板が目に入り、このダートの終点にたどり着いた。当然、止まっているクルマは一台もない。ただトイレがあるのはそれなりの訪問者の証か?

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まだ半マイルの徒歩要スゲェ、ホントーの廃村だ!ムラの地図
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すべてに於いてスバラシイ"廃村"である
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ナゼか川に水没してるもうアレ放題このバリゲードもイイ雰囲気

 ここもどうやらゴールドラッシュ時代のマイニングでにぎわったムラらしい。地図をみるとわかるが、鉄道のデポとミル(粉砕器)などが描かれている。さらに人の気配が全くないため、かなりのヒミツ物件であろう。もうゾクゾクするこの雰囲気!

 この季節、うっかり失念していたのだが、モリには蚊が山のようにいた。米国の蚊は日本とちょっと色が違うのだ。それはそれは大量のモスキート、ちょっとウエストナイルに懸念しながら大量のヤツラを殺戮した。人気がないことをイイことに大声で「フンッ、フンッ!」とふんばりながら蚊を殺戮していると、前方からアメリカ人家族が出現!?ワレワレに気配を悟られないようにアプローチするとは、なかなかやるな( ̄▽ ̄) ニヤ、と思うのであった。

 でも「家族でゴーストタウン巡りって」とFくんが洩らしていた。
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【2007/07/07 03:07】 | ゴーストタウン
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 pony_montana.jpg 最近、米国のゴーストタウンをリストアップしたサイトを見つけた。サイトは州別に区分されており、さらに各カウンティ(郡)ごとにインタラクティヴマップが用意されている。モンタナに限らず、このブログで紹介してきたゴーストタウンも散見されるので、御覧あれ。
 そんなわけで先日の日曜日は部屋の掃除や洗濯を終えた後にどこに行こうかとこのサイトを物色していたのであった。そして目に留まったのが、隣のカウンティにあるPonyという町だ。サイトには写真も掲載されており、なかなかよさげな雰囲気の廃屋も建っている。そしてなによりも午後から出かけるにはちょうど良い距離でもあるわけだ。
 またクルマのエアコンを修理してから長距離のドライブにも出ていなかったので、乗り心地をチェックするためにもチョット遠出をしたいとゆーことも附記しておこう。

 
 Pony自体はゴールドラッシュの時代に金鉱から掘り出された岩石を処理するために設置された町だったらしい。多くの人たちが働いていたとか。

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丘から町を臨む銀行のあとたぶん倉庫


 以下はミルの廃墟の前にあった説明文だ。

Elling-Morris-Mills

Two coarse rubble stone walls, wooden walls extending above and beyond the stone walls at the rear, and a wooden roof housed this twenty-stamp gold mill built in 1883. Henry Elling (1848-1900) and William W. Morris (1840-1904) were the mill’s original owners. Each of the mill’s twenty stamps probably weighed between 500 and 750 pounds. Lifted in sequence by a camshaft, the giant stamps crushed gold-bearing quartz into fine sand. The quartz came from Pony-area mines, including the Boss Tweed, the Keystone, and the Clipper. Once crushed, the ore was placed on one of the mill’s four Frue vanners. New technology in1884, Frue vanners combined a shaking rubber belt with water jets to wash away “gangue” (worthless rock) while leaving the heavier gold-containing particles. The gold-containing particles were then shipped approximately sixty miles north to a smelter at Wickes, where giant roasting furnaces finished the process of isolating the gold. Once the largest operating concentrator in Pony, the mill ran periodically from 1884 until approximately 1926. Today only the east and west walls remain.


 このミル小屋跡は銀行跡の先にある砂利道をすすむとある。

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 実際のところ、このPony、そんなにゴーストタウンっぽくない。ナゼかと言えば町のまんなかに未だに営業しているバーがあるのだ。またかずおおくの新しい家が周りに建てられており、どちらかといえば隠された高級リゾートといった感じだ。その中にちらほらと廃墟があるわけ。

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 しかしながらなぜココがリゾートとして好まれるのか?それはたぶん、ただでさえ時間がゆっくりと進むモンタナの雰囲気のなかでこのPONYはさらに緩やかな時間のながれの中を漂っているからなのかもしれない。

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【2006/06/28 08:00】 | ゴーストタウン
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bannack_01.jpg この間、再びモンタナの旧首府、Bannackに行って来た。これで通算3回目なのだが、この地にどれだけの日本人が訪れたのであろうか。(少なくともリピーターはいなさそうである......)前回のエントリはその廃墟のひとつ、Skinner's Saloonに貼ってあった古そうな説明文をそのまま訳したものだ。まあアレだ。当時はものすごく治安が悪かったんだね~。実際、写真の文面と訳を見比べていただければわかると思うが、いくつか日本語にしなかったコトバがある。"road agent(追い剥ぎ)"とかだ。ほかにも"gambler(賭博師)"とか"miner(砂金堀)"とか現在ではあまり職業としては使われないよねぇ。ところで今、気がついたのだが、右の写真の看板、色が前回と違うねぇ。たしか同じ場所を撮影したハズなのだが......

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 Saloonにはまだいくつかの貼り紙があったので、逐次ここで紹介していこうと思う。今となってはヒトが住んでいたとは思えないような場所であるが、ここでさまざまなドラマが繰り広げられていたのであろう。そんな西部開拓の時代がまさにこの地に存在していたのだ。

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【2006/05/14 03:37】 | ゴーストタウン
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 さて昨日は滞在中の友人を連れてゴーストタウン三昧だった。以前、先行偵察でVirgina CityBannackを紹介したが、今回のはなかなかのボリュームの町、Nevada Cityという処。この町はVirgina Cityのすぐ隣にあり、かの町同様にゴールドラッシュ時代に栄えたものだとか。まずは町の前にある看板をそのまま写した。

NEVADA CITY

Nine booming gold camps sprawled along remote Alder Gulch in 1893. Nevada City and Virginia City were the largest. In December, 1863, Nevada City's Main street was the scene of the miner's curt trial and hanging of George Ives. This event was the catalyst for the forming of the Vigilantes.
Dozens of stores and cabins extended back six blocks, but by 1876 only a few residents remained at Nevada City. The gold dredges later came through leaving piles of tailings as big as barns and by 1920, the highway had cut the town in half. By 1955, Cara and Alfred Finney were the only residents.
Charles Sue Bovey began collecting buildings in the early 1940's. Aquiring Nevada City from Lester and Mary Stiles, they began to place buildings here in 1959. Nevada City became a haven for endangered structures; today more than ninety buildings from across Montana line the streets. The States of Montana now maintains the histric resources at Nevada City.

 上記に記載されている様にGeorge Ivesという悪漢の絞首刑の場所がすぐ通り沿いにあり、さらに静寂に包まれていたということも手伝って、一抹の不安感をかき立てるのであった。

Nevada City
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ハイウェイ沿いに面する古い街並み入口......その先になにか動くものが?絞首刑の場所
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静寂に包まれた世界、床屋の廃屋が当時を忍ばせる
 オフシーズンということもあり観光客はおろか、管理人すらおらずひっそりしている。門も鍵はかかっておらず、自由に敷地内に入ることができたわけであるが、入ろうとした直前に、奥の建物との隙間になにか動くものが見えた、というか知覚したのである。流石に不気味に感じたのだが、意を決して入ることに。正体は後に判明する。

機関車の残骸
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機関車トーマス!?どこへ向かうのか......
 オオッ、機関車トーマスよ。ここに居たのか?と私は興奮しつつ近づくのであったが、その無惨な姿はもの悲しいものがある。

 ところでみなさんはB級ホラー映画の「人を喰う家」という作品をご存じだろうか?まあ私の子供のころの記憶なので曖昧なのだが、そういう邦題だと思った。(でも意外な事にネットで調べても引っかからないのはナゼだろう?)たぶん最近公開されたAmityville(たぶんリメイク)が元の題だと思うのだが、これは正しいかわからない。その子供の頃に見た「人を喰う家」の雰囲気が非常に不気味だったのだが、このNevada Cityに隣接したデカイ屋敷がなんだかその映画の場面に似ている雰囲気であったのが印象的だ。ちなみに夕暮れにこの辺を通過したとき、この屋敷に灯はともっていなかったので、たぶん無人だと思われる。
Nevada_city

 さてこのNevada Cityを散策しているとき、無人のハズなのだがナゼか気配がある。そう、ココには番人がいたのである。

ストリートの番人
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ブルワリ通り?そして番人の正体!!


【2005/10/24 00:11】 | ゴーストタウン
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 今朝はちょっと頑張って早起き。そして外を見ると雪がふってる~ΣΣ( ̄◇ ̄;)!ハウッ!?そのあと、ちょっと私的な事情ですこし鬱になりました(T△T)~、気を取り直してシャワーを浴びて出かける準備。お昼には雪も止んで晴れてきました。というわけで、かねてから考えていた、Bannackというゴーストタウンへの探訪に出かけることに。

Bannackへのみち
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こ~んな道をひた走ります
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そしてBannack州立公園の看板その道

 ところでナゼ数あるうちの州立公園でBannackなのか?実は看板の写真にも書いてあります様に、このBannackという町、ここモンタナが"州(State)"として認可される前、つまり"地方(Territory)"の頃に制定された最初のモンタナの首府なのです。時は1862年の夏、この近隣にあるGrasshopper Creekにて砂金がとれるという、いわゆるゴールドラッシュが始まりだそうです。

嗚呼、忘れられし首府よ
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 このBannackですが、Territorial CapitalとしてCourt(法廷)があります。これはBeaverhead郡(この辺の地区の名前です)で最初の法廷とのことでしたが、後に近隣の街、Dillion(この街にはUniversity of Montana Western校があります。)に移ったそうです。

煉瓦造りのCourt House
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移転の後に建物はホテルに入るとすぐに階段、内部は流石に荒れてます

 当時は学校も在ったようですが1951年に過疎化の為、閉校となりました。

Public School
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一階は教室入口教室の様子Masonic(フリーメーソン) Lodge No.16
 二階にはフリーメーソンの寺院(Temple)があり、外の階段で上がっていけます。

 そうなると、当然、教会もあります。これはメソジストだとのことです。
Methodist Church
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 他には牢屋(Jail)もありました。
牢屋と自動車と?
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牢屋スクラップシカの親子
 シカの親子にはちょっとビビりました。もともとオフシーズンなので人が殆ど居なかったのですよねぇ。まさにゴーストタウン。そこへきてシカが目の前に飛び出してくるから......

Gallows
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みなさんは何だと思いますか?

 最初、私はRanch(農家)の入口にあるアレだと思ったのですよ。でもそれにしては町の入口というよりは外れにあるし、なによりも入口にしては狭い......ビジターセンターで購入したガイドを見ても"gallows"と書いてあり、どうも司法の関連の人間が作ったようなことしか書いてないし......(すいません、この単語、知りませんでした)でも写真を撮って、さて戻ろうと帰る小径に振り返ったとき、ひらめいたんです~ぅ、そう"絞首台"だと。よ~く見れば、台があるじゃないっ!......まあとにかく背筋が少し寒くなりました。(だいたい小径を歩いているときも、”今ここでピューマ(Mountain Lion)に襲われたら、マズイな”とかロクなことを考えてなかったし。)
 ところでこの絞首台、オリジナルのものではありません。写真のものは複製で、オリジナルの在った場所に立て直したそうです。

 さてさて話はまったく変わるのですが、この州立公園では私がモンタナ州の住人だというと、入園料はただになりました。ちょっと驚いたのですが。だってデラウェアの州立公園は割引はあってもタダではなかったからね。それでは今日はこんなところで~(⌒∇⌒)ノ""マタネー!!

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【2005/10/03 13:03】 | ゴーストタウン
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