米国けんきゅうにっき 2009年12月
学位取得後、研究者として米国へ。このさきどのようなことが待ち受けているのでしょうか?
 長らく放置プレイ中の本ブログだが、大晦日ということもありエントリでも。

 さて今年はいろいろあった。まず大きいのは2回も日本に行くコトになったこと。実は12月の真ん中らへんに一時帰国したのである。理由は某大学准教授・教授公募の最終面接のためだ。

 結果からいえばダメだったのだが、何か納得がいかないことだらけだった。まず4日にいきなり候補に選ばれたので来てほしいといわれた。日にちは12か14、17日と指定されたので、直ちに飛行機の手配をするも結局、9日出発で15日帰米の便しかとれなかった。その旨を直ちに伝えると8日(出発の前日だ!!)になって、それでは早めに帰国されるというので12日にしましょうといわれた。まるで人ごとだ。これだと日本時間で10日の夕方に到着するので11日しかプレゼンの練習をする時間がないわけだわな。

 まあそれはいいとして、公開講演というカタチだったので講演題目と要旨を送ってくれと言われていた。また学生も聞きにくるから、学生にわかりやすいようなプレゼンにしてくれともね。だが実際に行ってみると、学科内にアナウンスはされていないわ、学生は4人?ほどだわ、選考委員が一人遅れるとか様相はずいぶん違う。プレゼンのあとで選考長までもうちょっと学術的にやったほうがよかったかなとも言われた。(オイ、オマイが学生にわかるよーにといったんだろう!)しかも11時からの講演ということで10時半に選考長の部屋に行ったら誰もいねーわ......どーなってるの?と正直思った。

 単純に一番可能性が低かったのだろうね。まあ結果は結果なので良いのだが、この$1500の金と時間を費やしたというのは納得いかなかった。これでは公平に見られたんだかわからんし、自身のプレゼンが悪かったのか1週間ほど悩んだ。結果も文書ではなく電子メールで一言。他の候補者にも同様にお願いしましたうんぬんと書かれていたが、こっちは明らかに多大な時間とお金と膨大なエネルギーを他より費やしたのよ......


 もう一つはやはり日本での話。この夏、JSTの競争的資金の最終選考面接に呼ばれた。国際学会が日本であったので、まあそれはいいのだが、一応、JSTが渡航費を出してくれるという話もきた。しかし、JSTの送ってきた日程に従わなければならないのだが、こちらの予定(学会の参加だけでなく、ビザの再申請など)とはまったく相容れないので、結局、自腹で渡航費を出すカタチとなった。

 こちらもダメだったわけだが、これもちょっと納得いかない。プロポーザルなのに先行実験のデータはないのかと聞かれたのだ。あんまり詳細には書かないが、ある実験についてはまだそういったデータを持っていなかった。そこを執拗につかれたカタチの面接だった。


 上の二つの話は日本の人たちの海外在住者に対する認識不足を端的に表していると思う。たとえば、一時帰国するとはいっても、いろいろと帰米するために必要なコトとかね。特に私はすでに8年をこっちで過ごしている。そんなにおいそれとは帰れんよ......そういったことをわかってほしいとは思わないけれど、上の二つの話は来年まで引きずりたくなかったので、ここに書いておこうと思ったわけさ。

 あと、今年は論文が通らなかったことかなぁ。米国科学アカデミー紀要に投稿したがそれこそ惨敗した。つーか、オマエラ、ちゃんと読んでないだろうと思わず言いたくなるような査読コメントであったのだが......

 総じて、踏んだり蹴ったりの2009年。まあ来年に期待しましょ!

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【2009/12/31 11:49】 | 生活
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