米国けんきゅうにっき 2013年06月
学位取得後、研究者として米国へ。このさきどのようなことが待ち受けているのでしょうか?
 一月ブログを放置していたら広告が出てきてウザいので、何か書くことにする。


 今朝は麻酔科で毎年行われるポスターセッションに参加してきた。午前6時半からスタートという常人には考えられん時間帯なんだが、麻酔科のシフトに合わせたスケジュールなんだろね。ワタシのポスターは基礎研究ということもあり、多くの参加者はメディカルドクターで興味の対象がクリニカルトライアル(ポスターの多くがそんな感じ)ということもあって、お客はほんの一握りである。


 ボスに言われていた”小児のアデノイド除去後におけるコデイン使用のリスク”という記事のコピーを携え、その一握りのメディカルドクターたちに興味を持ってもらえるように、そのコピーを渡しまくったわけだ。内容は最近、耳鼻科での手術後の痛み止めとしてコデインを処方された子供、2人が死亡したというもの。原因はあるタンパク質(ワタシが研究しているヤツ)の作用によりコデインからモルフィネへの反応が促進されてしまい、(児童にとって)致死量に達してしまったということだ。ここでは教訓として、このタンパク質の遺伝子型を場合によっては確認してからコデインを処方することも視野に入れなければならないと締めていた。ワタシの研究内容はともかく、メディカルドクターの興味を引くには十分の内容である。まあそれでもワタシのポスターに立ち寄った人たちが興味を持ったかははなはだ疑問なんだが...



 さて昨日、Stopped-Flowという装置の調子がおかしくなった。あれやこれやといじってたんだがちょっとお手上げ状態になったので、英国にあるカスタマーサービスに連絡した。この会社はモンタナでもお世話になっていて、結構、そういったサービスが手厚いのを覚えていたので、すぐに返事がくるのを期待。実際、昨夜には返事が来た。まあそのメールにしたがって装置の復旧を図る予定だ。


 そのStopped-Flowだが、先週、ワタシはデータを取り終えていたので、その解析をOriginでやっていたら、ケータイに電話がかかってきた。なんかデラウェアの会社でワタシのCVとレターを見て、候補に挙がったらしい。突然に電話インタビューと相成ったわけである。メールによるアナウンスとか無かったので、ホントーにいきなりの面接にかなり面食らった。しかも相手は(たぶんインド系の)アクセントがあって聞き取りにくい。ちょっと焦った。

 まず会社の説明から始まり、どうして候補としてワタシが挙げられたのかの簡単な説明、そしてインタビューとなった。聞かれた内容は、(1)なぜうちの会社なのか、(2)いつから働けるか、(3)ワタシの専門分野の説明、(4)ワタシの学術的興味、(5)入社したらどういったことをすすめていきたいか、(6)サラリー、(7)必要に応じて土日を働けるか、(8)ワタシの強み、などなど。


 聞かれた内容は基本的にアカデミアと大差がない印象だ。まあ細かい部分では事情によるだろうけれども。今回の良かったところはなるべくゆっくりと話そうと心がけたところだろうか。ただやっぱり性格なんだろうね、突然のインタビューということもあり、アトでいろいろと反省点が出てくる。ただポジティブに考えれば、少なくともアプリケーションを出し続ければ、何か道は開けるんだろうということか。なんせしばらく、どこからも音沙汰が無かったからな。



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【2013/06/27 09:42】 | 研究
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