米国けんきゅうにっき 第3の除草剤を投入
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学位取得後、研究者として米国へ。このさきどのようなことが待ち受けているのでしょうか?
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 まあ次から次へと別の除草剤を散布して大丈夫なのかという懸念はあるのだが、それ以上にウチの庭の雑草はびこり度がハンパないのが現状である。そういうわけで3つめの除草剤、Tenacityを投入した。とはいえ、庭全面に散布するのではなく、以前、散布した2,4-D Amineがいきわたらなかった建物周辺などをポンプスプレイヤーでスポット散布したわけだ。

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 さてtenacityだが有効成分はメソトリオン(Mesotorione)というもので市場にはSyngentaから2001年に出てきたものだそうだ。前回のPre-emergent型のProdiamineとは異なり2,4-D Amineと同じようにPost-emergent型除草剤として利用したのだが、tenacity自体はPre/Postの両方の効能があるとか。ただターゲットの雑草が若干異なるので、今回はProdiamineと混ぜて使用。説明書には混合時の互換性は問題ないと書かれていたためである。

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 効果の程はといえば、散布後6時間くらいで雑草の葉が退色するくらい即効性があった。説明書にも書かれていたがターゲットの雑草の光合成を阻害するとのこと。ぐぐったら、プラストキノン(植物の光合成系に必須な化合物)の生合成に必須な酵素に対して非常に強力な阻害作用(阻害定数でpMオーダー)を示すとのこと。上の写真(一番右)でもわかるように数時間で葉が黄色くなったのは雑草内にある葉緑素がダメージを受けたことを示しているのだろう。


 目に見える効果なのでちょっとエキサイト気味だが、さすが雑草である。まだまだ全然、殲滅できてない。それにまだメインのバックヤードの雑草も余裕ではびこっている状態である。Tenacityをばらまくのはコストパフォーマンス的に躊躇してしまうので、2,4-D Amineを4月下旬に再散布する。これで2,4-D Amineは1年に散布できる上限値に達してしまうので、あとはいま生えている芝をいかに健康に保ち続けて雑草以上の勢いを保ち続けるか、そして秋に新たに芝の種を播いてより盤石な芝生を築き上げるかしか手段がなくなるわけだ。まあ2,4-D Amineの2回目の散布でも雑草の根絶はムリゲーっぽいので、あとは秋口の芝戦略しだいだろう。



【2020/04/12 12:53】 | ホーム
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