米国けんきゅうにっき 次世代光ディスク
学位取得後、研究者として米国へ。このさきどのようなことが待ち受けているのでしょうか?
 最近のIT関連の話題で個人的に興味があるもので、"次世代光ディスクの規格対立"というのがあります。これはなにかといえば、ソニー・松下が主体になっているBlu-rayと東芝・NECが推進しているHD DVDという規格の対立です。これはまさにかつてのVHS vs. ベータの戦いを彷彿させますね。

 どちらも(従来よりも波長の短い)青色レーザーを用いて、ディスク上のデータを読みとるのですが、Blu-rayの利点は大容量(片面1層で最大27GB、8層まで可能なので最大容量は200GB)、欠点は技術的に難しいのと、それに付随してたぶんコストもかかること、またケースに入っていること。一方、HD DVDはDVDの延長技術で、その長所は技術的難易度が低い為、コストも低くおさえられること、短所は容量がBlu-rayに比較して小さい(片面1層で20GB、最大で40GB)ことです。一見、Blu-rayの方がよさそうに見えますが、個人的にはカートリッジに納められたメディアというのはダメそう、という感想があります。(成功したのはソニーのMDくらい?)あともう一つはBlu-rayはたぶんすごく高そう。最近のソニーの戦略はPS3の発表のように迷走しているので、あんまりアテにはできなさそうです。(そーいえば、PS3にもこのBlu-rayを搭載させるとか......いったいいくらで売るつもりなんだ?)ところでこの2つの規格がナゼあらわれ、対立しているのかということはココを御覧になれば詳しく書かれております。(ちょっと東芝寄りの意見ですが......)

 さて本題ですが、今日の記事でインテルとマイクロソフトがHD DVDを指示するという表明をしたそうですね?

米Microsoftと米IntelがHD DVD支持を表明
米Microsoftと米Intelは26日(現地時間)、HD DVD規格の支持を表明、同規格を推進するHD DVDプロモーショングループへの加盟を発表した。
両社がHD DVD支持に至った理由の1つは、PCおよび周辺機器との相互接続性の高さである。著作権を保護した状態でユーザーがディスク内のコンテンツのコピーをハードディスクやホームサーバに作成できる「マネージド・コピー」を備えており、ホームネットワークに取り込みやすい。これはMicrosoftのWindows XP Media Center Editionや、Intelが8月に発表したPC向けエンターテインメントプラットフォーム「Viiv」との高い親和性を意味する。
もう一つの理由として消費者の利便性が挙げられている。同一のディスクにハイディフィニションとスタンダードの両仕様の映像を保存できるハイブリッドディスク技術により、HD DVDディスクは現行のDVDプレーヤーとの互換性を維持している。またDVDと製造装置が基本的に同一であるため、大量生産体制を組みやすく、容易に低コスト化を実現できる。

 これはBlu-ray陣営にとっては大打撃じゃないかしら?たとえばマイクロソフトの支持というのは、そのまま次世代Windowsの標準規格というカタチで顕れるわけだし。(ところでAppleはBlu-ray支持を表明してますね)

 それともっと個人的な意見なのだけど、Blu-rayは大容量をウリにしているワケですよね?でもたとえば200GBを要求するようなコンテンツって実際、あるのかね?それに200GBも必要ならば、最近とみに安いHDDを買いますよ。わざわざクソ高いBlu-ray機器なんて集めますかね?そういう意味でも私はHD DVDの方がユーザー寄りのスタンスをとっていると思いますが、みなさんいかがでしょう?

【2005/09/29 03:42】 | コンピュータ
トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック