米国けんきゅうにっき W-CDMAの意義
学位取得後、研究者として米国へ。このさきどのようなことが待ち受けているのでしょうか?
 今日は部屋にいて、掃除、洗濯そして昼寝に勤しんでいたので、取り立てて話題にできるようなことが無いのだけれど、ちょっとIT関連の記事を読んで思ったことがあるので、それを書いておこうと思う。

短期集中連載・夏野さんに聞いてみよう(最終回):

「W-CDMAが普及するとみんなハッピーになる……はウソ」

(略)
 夏野氏は戦略畑の人間らしく、技術偏重の姿勢をとことん問題視する。携帯電話の通信速度にしても「速い遅いは、直接的にはどうでもいい」とまで言い切る。「そりゃあ速いほうがいい感じはする。“感じ”は、だが……。それで実際に何がいいのか?」
(中略)
 夏野氏は、「技術として可能だから」というだけの理由でサービスを提供することを極端に嫌う。例えば同氏は現状、携帯での映像配信サービスに疑問符を付ける。「通信のスピードが速いから、映像をやる。これはテレコム屋がみな考えていることだ。しかし、ユーザーは携帯の画面で2時間の映画なんて見ない」

 まあ米国に居るんで、日本のケータイ事情なんてものはホントーはどーでもいいのだが、このNTTドコモの夏野氏の意見はちょっと聞き捨てならないものがあった。まず冒頭の一文、「夏野氏は戦略畑の人間らしく、技術偏重の姿勢をとことん問題視する。」がまずむかつく。なんだか某○リエモンみたいだな。話は全くそれるが、最近TBS株をまとめ買いした某○木谷にしても某ホ○エモン、そしてこいつにしても人相がわるい。私は人様の面に難癖つけられるような人間じゃないし、そんないい顔じゃないけどさ、なんだか彼らには不快感を感じるわ。これは彼らの顔を悪いといっているのではなくて、ただ個人的に生理的嫌悪を感じるというだけだけどさ。ちなみに某Appleの禿にはなんだか愛着がわくけどね。
 さて話を本線にもどすと、この夏野さんの言い分は技術のみが先行してしまってサービスが追いついていないということを主張しているわけだ。確かに彼の言うように私も2時間もケータイのちっちゃい画面で映像なんて見たくないし、それを押しつけられるのもごめんだね。(まあ私自身、テレビがあんまり好きじゃないというのもあるけど。)

(中略)
 「位置情報とiチャネルを組み合わせるつもりは、さらさらない。だいたい、今いる場所の情報をほしいと思うだろうか? 例えば(講演会場は御茶ノ水だったが)御茶ノ水の情報をほしいと思うだろうか?」
 これもまた、技術として可能だから思いついたサービスにすぎないとの見方だ。

 この主張にはギモンを感じる。位置サービスにその地域コンテンツ或いは地域ポータルをリンクさせる、具体的には、はじめて訪れた場所で、なんだか食い物を食べたいとき、その地域でおいしい食べ物屋の情報を欲するという状況は日常であることだし、私もそれは利用したい。

 一方で夏野氏が激賞するのが、iモードFeliCaを使った各種サービスだ。夏野氏は「私は立ち食いそば屋でおサイフケータイがいかに優れているかを話し出すと、止まらなくなる」と、嬉々としてFeliCaの利点をアピールする。

 「具を追加で頼もうとすると、おばちゃんが濡れた手でお釣りをわたしてくるので汚い。うわあ、びちゃびちゃだあ、となる。これがおサイフケータイならスムーズだ。問題は一食の単価が上がることで、290円ぐらいで食べようと思っていたところが、530円ぐらいになってしまう」

 おさいふケータイは私が日本にいた頃にはまだ無かったので、使った経験はないのだけれども、ただ立ち食いソバでおさいふケータイを使うことで衛生面は良いとして、それがコストに反映されてしまうというのは、立ち食いソバの意義とは相反するものでは?
 ってゆーかさ、お偉いさんは一般ユーザーの立場になってホントーに考えたことあるのかね?まあケータイメーカーやその業界人でもいいや。私の大学時代からの友人に有機合成の研究室を出て、ケータイ業界にいったヤツがいるけど、彼の主張もなんだか私とは違うんだよねぇ。まあ彼の場合は、主に海外(特に中国)でのケータイ網の立ち上げに貢献しているらしいけど。
 たしかに中身のない回線速度の向上というのは技術屋の奢りかもしれないけど、やっぱり速いのは良いと思う。米国ではインターネットのインフラはやたら遅れているけど、コンテンツは豊富、だから回線速度さえ速ければなぁと日々思うから。でも最終的にはバランスだと思う。私が出国するとき、NTTドコモはW-CDMAの立ち上げ段階だったけど、auのCDMAに対してサービスエリアの遅れが目立っていて、(個人的には)先行きはなんとなくダメそうだった。今はしらないけれども、私の印象ではNTTドコモは技術偏重主義なのかなと当時思ったモノだ。そして会話するだけならばそんなにだだっ広い回線は必要ないだろーとも思った。当時はアナログからデジタルへの過渡期でもあり、auの戦略はいち早くCDMA技術の民間への浸透を念頭に置いていた。実際、アナログの携帯は会話が聞き取りにくかったからね。auの主張はわかりやすかったよ。その時期、同時にW-CDMAの立ち上げをNTTドコモは掲げていたわけだけど、auに対するアドバンテージがよくわからなかったな。(なんだか宇多田ヒカルが宣伝していた気がする)
 今の日本ではどーやらケータイに(盗撮)カメラやら、ゲーム、お財布にいたるまで付加価値をガチャガチャつけてるから、よけいな回線速度が必要になったワケだし、クライアント側も高機能なものにしなければならない必然性がでてきた。まあ私にとっては浦島太郎状態だな。でもこれって世界からみるとちょっと異常ではない?たしかに私の持っているケータイもカメラとかついてるけど使った試しがないし、便利に思ったのはAAAへの通話くらいだな。
 ヨーロッパの事情はわからないけど、その私のケータイ業界の友人が言うにはGSMが主流だと。これはカードで個人情報を別のクライアントに移し替えることができるので、国を移動しても同じ電話番号が利用できるとか。(電話番号は持ち歩けないかも......)アメリカでもT-MobileがGSMだが、基本的にVerizon WirelessやCingularのCDMA方式が主流。そして最近はキャリアを越えて電話番号を保持できる(LNP:Local Number Portability)ようになったので、GSMの優位性も北米大陸ではなさそうだね。
 まとめると、なにを日本のケータイビジネスシーンでは躍起になっているの?という感想だ。まあビジネスだからねぇ、仕方がないのだけど、これでPDAやクレジットカード、デジカメ、MP3プレイヤーそしてノートパソコンなどのインターネット端末すらも駆逐したいのかね?そうなったら日本の末路は決まったようなモンだぜ。

【2005/10/16 11:07】 | ケータイ
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