米国けんきゅうにっき 湖面の光景
学位取得後、研究者として米国へ。このさきどのようなことが待ち受けているのでしょうか?
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color_lake_surface.jpg 今回も前エントリに引き続きCrater Lake国立公園のお話だ。前回ではこのカルデラ湖の周回道路、Rim Driveおよびその周辺にある展望台からの眺めであったが、今回は公園内で唯一、一般観光客が湖面まで降りることのできるCleetwood、そしてそこから出ているボートツアーからの光景だ。ちなみにこのボートツアー、非常に人気が高く、午前中には売り切れてしまうということ。1日に5~6便しかなく、1回につき40人までだとか。先日、たまたま来ていた元ラボテクの女の子もこの公園に行ったことあったそうなのだが、このボートツアーのチケットを購入しようとした際に、前2人で売り切れになったとかで、とってもうらやましがっていた。そんなワケで(寝坊したにもかかわらず)キャンプ場から直行でチケット売り場まで行ったおかげで、無事、ツアーに参加できることとなった。(Wizard Island上陸のオプションはさすがにダメだったが......)

 まずCleetwoodの船着き場までけっこう急な斜面のトレイルを湖面にむかって下っていく。これ、下りはいいのだが、帰りの登りはなかなかきつかった。水の持参は必須である。

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トレイル途中よりボート乗り場にて

 さて湖面そばまで降りると、改めて湖水の青さが際だつ。なんでこんな色がでるのだろう?
 ボート乗り場の浅瀬では何人かが泳いでいた。水はちょっと冷たいとか。また周りにはたくさんのリスも。

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湖面の印象的な青Llao Rockという溶岩性の岩石

 ボートツアーはCleetwoodより出て、湖を反時計回りに湖岸沿いに周回した。まずレンジャーによって説明を受けたのがLlao BayにあるLlao Rockだ。名前の由来はハッキリ覚えていないのだが、20世紀初頭にこの湖が国立公園に指定された前後、この地の熱烈なファンがいた。(今ならちょっと偏執的なマニアかな?)その彼がこの公園のスポットの多くに名前を付けたそうで、これもそのひとつだったと思うのだが......(まちがってたらゴメンナサイ)

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”悪魔の背骨”という名前の岩

 Llao Rockを通り過ぎると壁の様な岩が斜面にそそり立っているのを目撃する。名前をDevils Backboneというそうで、Mt. Mazama(かつてCrater Lakeが形成する前に存在した山)が噴火する前にあった岩盤が噴火後にむき出しにさらされたものだそうだ。こういった火山性の活動で形成されたものの多くに”悪魔の”という枕詞が冠されるとレンジャーは説明してくれた。(Devil's TowerやYellowstoneのDevil'sThumbなんかもなるほどそうだね)

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”魔法使い”島の近景島の林

 Wizard Islandには前組のボートツアーで上陸した人たちをピックアップするために立ち寄る。あと同乗していた20人も降りていった。私たちは残念ながらそのチケットを購入できなかったので、ボートで待機だ。船着き場のそばの林に目を向けると幹に苔というか緑色の植物がびっしりと生えているのがわかる。まるでOlympicのHohのRain Forestを彷彿させるのだが、ちょっと気候が違うし、たぶん異なる理由なのだろう。

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Rimから見たChaski BayChaski Bayそばにて

 乗員の入れ替えが終わりWizard Islandを離れると、レンジャーは、「山頂のクレーターまで行って来たか?」とか「魚釣りでもしたのか?」と聞いていた。さてここで先ほどふれた20世紀初頭のCrater Lakeオタクに関係するお話をしよう。(といってのこのときにレンジャーから聞いたハナシなのだが......)

 なんでもこの湖にはニジマスとシャケが生息しているそうだ。しかし彼らはCrater Lakeにもともと居た存在ではない。このオタクがCrater Lakeの集客力向上のためにどこかからか、バケツいっぱいのニジマスとシャケを持って40マイル離れた場所から歩いてこの公園までやってきたのだそうだ。(この時点でかなりイっているカンジなのだが......)そして誰にも見つからない様に夜半に湖面まで降りて魚を放流したとか。それ以来、この魚が生息しているのである。公園局としては理念に反するため、この魚の捕獲を後押ししている。そのためこのCrater Lakeは唯一、事前許可なしに釣りを楽しめる唯一の公園なのだそうだ。まあすげーバイティリティだとは思うけどねぇ......

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【2006/08/27 08:26】 | 国立公園めぐり
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