今日はクリスマッス~♪ 世界は静寂だ。そんなワタシはお部屋で真っ昼間からビールを飲んでいる。ちょこっとラボに行こうかなとも思ったのだが、これからNSFの締め切りまでたいした実験はできそうにないので、明日からまたバクテリアを育てるのに勤しもう。それとやっと論文が受諾されたのもちょっとした息抜きを許す要因となっている。今回のはかなり難産だった。審査員のコメントが真っ二つに分かれてしまったので、エディタ判断となったのだが、それまで2つの雑誌をさまよってきたので最初に書き上げてから9ヶ月くらいかかっている。そんなわけで今日は一日、外の銀世界(まあ溶け始めているケド......)でも眺めながらボーっとしていようかね。
今回は久しぶりに国立公園ネタでいきます。場所は再びイエローストーン国立公園だ。以前に化石の森に行ったことがあるのだが、これはイエローストーン国立公園北ゲートの近くにあり公園の外側だったのだが、公園内にも同じようなモノが存在する。場所は北ゲートから入ってTower Rooseveltの方に向かい、さらに分岐で北西ゲートに向かう道に入りLamar Valleyの途中である。ここからSpecimen Ridgeに登っていくとたくさんの珪化木をみることができるのだが、このSpecimen Ridgeからあがっていくとかなりの道のりを行かなければならないので、現状の自分の体力を鑑みてショートカットルートを選択することにした。このショートカットトレイルは「地球の歩き方」にはのっておらず、こっちのトレイルブックにいくつか記述が散見される。これを頼りに行くことにしたのだが、そのガイドブックにも書かれているように、目立った標識もないためトレイルヘッドは非常に見分けにくかった。なお、このブログエントリを参考にされる方で、興味があるけど体力に自信がないというかたは、まず右写真の"Petrified Tree"を見に行くことをオススメする。これは柵で囲まれているのだが、ほぼ完全な形で珪化木が自立しており、車で容易にアクセスできるのでまずこのトレイルを登るに先立ち珪化木がどのようなものかを感じ取ってもらうといいだろう。
さてトレイルヘッドはLamar Riverを越える橋の直前にあった小さな駐車スペースにあった。すでに3人組の年輩の女性方が出発の準備をしており、確認のために聞いてみることに。
"Is here the petrified trees trailhead?(ここがトレイルヘッドですか?)"
"We hope so.(たぶんね)"
彼女たちも確信がないらしい......まあいいやと思い、このトレイルに決めて登ることにした。
最初は気楽に歩いていたのだが、だんだん斜面が急になってくる。途中で先ほどの年輩の3人組に道を譲るのだが、彼女らはものすごいペースでガリガリと登っていく。おそらくワタシの倍くらいは生きているであろう方々はなんなく丘の彼方に消えていった。たぶんあれはサイボーグなのだろう......ちなみにトレイル沿いにはたくさんの野生動物の"爆雷"(主にバッファローだろう)が仕掛けてあったことを附記しておこう。
尾根にたどり着いたころにはナチュラルハイになっていた、ってゆーかグロッキー?まあ風景はすばらしいのだが、そこで吐くセリフはもう台無し(^^) みればサイボーグばあちゃんたちはさらに遠くの尾根を歩いていた。この時点で私たちは一つしか珪化木を見つけることができなかったためSpecimen Ridgeを無謀にも歩こうとしていたのだが......
(つづく)

さてトレイルヘッドはLamar Riverを越える橋の直前にあった小さな駐車スペースにあった。すでに3人組の年輩の女性方が出発の準備をしており、確認のために聞いてみることに。
"Is here the petrified trees trailhead?(ここがトレイルヘッドですか?)"
"We hope so.(たぶんね)"
彼女たちも確信がないらしい......まあいいやと思い、このトレイルに決めて登ることにした。
![]() | ![]() | ![]() |
不安をかき立てるだだっ広さ | 途中できた道を見下ろす | サイボーグばあちゃん(^^) |
最初は気楽に歩いていたのだが、だんだん斜面が急になってくる。途中で先ほどの年輩の3人組に道を譲るのだが、彼女らはものすごいペースでガリガリと登っていく。おそらくワタシの倍くらいは生きているであろう方々はなんなく丘の彼方に消えていった。たぶんあれはサイボーグなのだろう......ちなみにトレイル沿いにはたくさんの野生動物の"爆雷"(主にバッファローだろう)が仕掛けてあったことを附記しておこう。
![]() | ![]() | ![]() |
フハハハハ、見ろニンゲンどもがゴミのようだ~ | 遠くに珪化木が...... | サイボーグにつられて尾根づたいを歩くが...... |
尾根にたどり着いたころにはナチュラルハイになっていた、ってゆーかグロッキー?まあ風景はすばらしいのだが、そこで吐くセリフはもう台無し(^^) みればサイボーグばあちゃんたちはさらに遠くの尾根を歩いていた。この時点で私たちは一つしか珪化木を見つけることができなかったためSpecimen Ridgeを無謀にも歩こうとしていたのだが......
(つづく)
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
今回のエントリーは8の字ループの右上から左上の移動です。ここもあまり見る所が...
2007/02/11(Sun) 10:26:33 | Nation Park Drive
| ホーム |