米国けんきゅうにっき 未必の恋
学位取得後、研究者として米国へ。このさきどのようなことが待ち受けているのでしょうか?
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 ああ、タイトルのコイは当て字だから。

 今日もラボに出ている。火曜からずっとかかりっきりでいるタンパク質の精製だ。今週は木曜日の早朝に血を抜かれたり、金曜の午後に来期の大学院生のColinくんの相手をしたりと途中で実験のスケジュールをやたらと寸断された週だった。特にナニが自分をイライラさせたかといえば同僚のDのDQNぶりだ。(注意、ココから愚痴ですので、読むに値しない内容デス)

 まずナニがムカツクかといえばそのColinくんの相手をしていたときだ。その日は精製の第3段階だったのだが、2時半から3時までそのカレの相手をすることをラボマネから告げられていたのだ。(ラボマネは授業でBillingsに行っていたので、ワタシが代打したのである。)で、まずColinくんにラボの中を簡単に案内してから、ウチでの研究内容を簡単に紹介しようということで、暇そうにしていたDに"5分間で簡単に自分の研究を紹介してくれ"と頼んだ。スデに時間が超過することを見越していたので短めの時間を言い渡したのだが、ヤツは15分まるまるつかいやがった。カレのスケジュールでは3時には次のラボに行かなければならないので、ワタシの紹介はたったの3分だった。いい加減、時間をうまくつかってしゃべってくれよ、それだって能力の一つだぜ?本人はどーおもっているか知らないが、4年生にそんなこまいことまでしゃべってどーするよ?それでドコかの大学のレクチャーをしたいとかぬかしているワケだが、ワタシが学生ならば遠慮したいね。

 さてコレは今週の始めの出来事。FPLCの順番待ちがやってきたので、喜々としてタンパク質導入用のスーパーループを組み立てる。ちなみにこのスーパーループ、10mLの体積がある円筒形のガラスの管であり、4Mパスカル(大気圧が0.1Mパスカル)の圧力まで耐えられるようになっている。彼女は先週にサイズ分取のS200というカラムをつかってこのFPLCでタンパク質を精製していたのだが、スーパーループを洗浄する際に、このガラスにヒビをいれやがったわけだ。(そもそも上記の様に簡単には壊れないのだが。)こうしてDによって半壊させられたスーパーループだがまあまだ使えるだろうという現場レベルでの判断で代替品をオーダーしていなかった。ワタシがMonoQというイオン交換カラムを使うときどうしてもタンパク質を導入するのにこのスーパーループを使わなければならない。MonoQは樹脂がものすごい密度で充填されているため、5Mパスカルまで耐えられる様になっている。だから人力ではタンパク質の導入は不可能なワケだ。懸念していたのは、このスーパーループ、ヒビが入っているので構造上、もろくなっているハズ。もしかしたら2Mパスカルあたりでも耐えられないんじゃないかな~、と思ったら、案の上、ヒビがでかくなってきた。これをFPLCメンテ担当のKimに告げると、そのDもやってきて言うに事欠いて、”ワタシが使ったときよりもヒビを大きくしている"とのたまうわけだ。テメーの仕業だろーが\(*`∧´)/ と思ったが、ココはおさえる。結局、コイツは廃棄とゆーことで代替品をオーダー、$470だそーな。ワタシはこのおかげで実験のスケジュールが遅れるトユー事となる......

 さて以前も話したが、水曜の夕方に抄録会をしている。なんだか知らないがDのたくらみで来週の担当になったので、論文を物色していた。で、ふと背後に気配を感じると思うとDがいるのだが、そこで論文の話に。ヤツが前回、選んできたのは10年以上まえの論文だったので(すでに教科書にのっているよーな内容)、もうちょっと新しいのを探してくるように促した。もちろん、とっても興味があってその論文を紹介したいとゆーのならかまわないのだが、それならそれで引用されている論文を複数読んだり、続報を探してきたりとゆー努力がほしいところ。理想をいえば抄録会の場で質問されたことに対して答えられるくらいの下調べをしてほしいワケだ。だが、いざ前回の抄録ではろくに調べていないように見受けられた(一通り、論文の内容をトレースしただけ)。それ故の意見だ。ワタシだって抄録の論文を紹介するときは、関連・引用論文の数報に目を通す。それを言ったら、D曰く"ワタシたちはそんなに論文を読む時間がないから、そこまでしなくて良いんじゃない?"それならつまんな~いとかいってキレックスカラムで残存金属イオンを緩衝溶液からのぞいている間にYouTubeとか見ているのは暇じゃないのか?とは思ったのだが、DQNにナニを言ってもムダだ。コレでドコかの大学でポジションが欲しいだと?もっと上の大学(StanfordとかMIT、Caltech)の学生やポスドクたちはこれくらいのこと当然にやっていると思った方がいいぞ。そーいうヤツラといつかはコンピートしなけりゃならないワケなんだが......わかってるのだろーか?嗚呼、今週は怒りのあまり脳幹が発熱しそうだ......

 
 さてこれから2つのタンパク質を混ぜてその酸化状態の変化を見る実験だ。これがおわったらもう一回、カラムにかけなければ......

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【2008/03/22 17:54】 | 研究
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