米国けんきゅうにっき びす太のくせに
学位取得後、研究者として米国へ。このさきどのようなことが待ち受けているのでしょうか?
なまいきだぞ!(ジャイ○ン調で)と巷で(でもたぶん某匿名掲示板限定)言われているWindows Vista。最近ではWinodws Meの再来(MeはMSにとっても黒歴史にしたいらしい)とまで酷評されている。

 なぜここまでVistaが酷評されているのだろーかといえば、まずOSの肥大化だろうね。インストールされた状態でのHDDの使用量は8GB。コイツはかなりデカいと思う。コレだけですでにゲンナリしてしまうヒトもおおいのでわないだろーか?次にメモリの消費量だが、もしちょっと詳しいヒトがリソースメータを見てみると、搭載されているメモリの8割程度を占有しているのがわかるだろう。ちなみに今、このブログはXO搭載機で書いているが、メモリリソースの占有は2割程度だ。そんなだからか、メモリは最低1GB、できれば2GB以上は在った方が良いとか言われている。3番目は新しいユーザーインターフェイス(UI)、Aeroのもたらす劇的な変化だろう。正直いって最初はどこにナニがあるのかわからなかった。また新しいアプリケーションをインストールするたびに表れる許可を求めるダイアログ(User Account Control, UAC)。コレをウザいと思っているヒトは沢山いるだろーねぇ。極めつけは過去のソフトウェア資産との互換性。アンチはこの辺をさんざんとつついている。

 そんなVistaを使い始めてから1週間ほど過ぎさった。といってもネットブラウズをするとか音楽を聴くとかという程度のことしかしていないのだが......まあファーストインプレッション通りに"思ったよりも動作がきびきびしている"という感想に変化はない。でわ、某掲示板での酷評とワタシの印象との違いは何なのかを考えてみよう。

 まずOSの肥大化だが、コレは否定しようがない。つまりVistaを利用するためにはそれなりの性能をもったPCでなければならないワケだ。ただ以前のエントリに書いた様にAthlon64 2x 3600+というもうウン年前に発売されたPCでもそれなりに動いている。(Videoカードをミドルハイにしているというのもあるが。)しかもメモリは1GBで、少なくともワタシにはそんなに不満がない。コレはメモリの占有率のハナシにも繋がるのだが、VistaにはXPで搭載されていたPreFetchの発展型、SuperFetchという機能がある。要はユーザーのアプリケーションの利用傾向をキオクしてローカルメモリに残しておくのだ。(コレは外見上のメモリの占有となる)これによって次回からの利用頻度の高いアプリケーションの起動が速くなる。XPの場合は、単純に直前に起動していたアプリケーションのみをローカルメモリに残しておいただけだったのだそーだが、今回のSuperFetchはもっと深いレベルでユーザーの利用履歴を解析しているとのことだ。またUSBドライブをそのSuperFetchのキャッシュメモリ代わりに使うReady Boostという機能を利用することで、比較的少ない搭載メモリのPCでもそれなりの動作を保証するという。ワタシも後ろのUSB端子に2GBのUSBドライブをさしているが、たしかにちょっと速くなったような気がする。(プラシーボかもしれないけどね......)このSuperFetch、使えば使うほど賢くなるような気がする。というのはいままで管理者権限でログインしていたのだが、UACの関係もあって制限ユーザーでのログインに最近、切り替えた。その瞬間に感じたのは遅いのだ!つまり管理者権限ではSuperFetchが十分こなれてきていたのに対して、制限ユーザーでは新規インストールの状態とほぼ同様。たかが1週間の利用履歴の差なのだが、コレはかなりスゴイと思ったね。(だからメモリをもっと増やせば、かなり快適になるのではないだろーか?)

 もう一つ個人的にVistaで目立った機能がある。Hybrid Sleepというヤツだ。XPにもあったStand Byに似た機能だが、XPの場合はインストールしたアプリケーションによってはStand Byが効かなくなったりする。(たとえばワタシの場合はSkypeがじゃましているよーだ......)VistaではSTartボタン(Vistaはすでに"start"の文字はなくWindowsのロゴがボタンになっている)を押すと、電源ボタンが表れるのだが、これを押してもシャットダウンにはならない。省電力モードに移行するのがデフォルトとなっている。そしてその時点で開いていたアプリケーションとかの状態をHDDに記録するため、再開時の起動がものすごく速いのだ。たとえばiTunesを一時停止にしてHybrid Sleepに移行後、再び起動した場合、再生していた曲の途中からまた再生できるとゆーわけだ。これは或る意味、起動時間が短縮されたと錯覚してしまうかもしれないが、ユーザーからみれば同じだし実際にPCが使えるようになるまでの待ち時間がほとんどないのは事実なのだから便利なことには変わりない。ちなみにワタシのPCでの起動中の消費電力は約150W、Hybird Sleep移行時で約80Wである。

 新しいUIであるAeroのもっさり感についてだが、コレはアニメーションを切れば良いと思う。このアニメーションはMacOSXのパクリと言っても良いだろう。(コレがMacユーザーを取り込めない理由だし、またWindowsがMacユーザーにたたかれる理由付けの一つだと思う)ただこのアニメーション動作だが、こんなムダな処理をしているにもかかわらず実際には遅延とかを感じられない。(コレはたぶんそれなりに強力なGPUを搭載しているためかもしれない)せっかちさんには堪えがたいかもしれないけれど、意外と心地よく動作していると思う。ワタシ自身はこのアニメーション動作をオンにしている。まあかつてMacユーザーだった名残かもしれないが、このワンテンポおいた動作は意外と好みなのである。

 さて最後に互換性だ。コレはMacユーザーに反感を持たれるかもしれないけどあえて言おう。XPからVistaの移行なんてMacintoshのOS9以前からOSXのそれに比べれば遙かに互換性を大事にしていると思う。OSXではOS9以前のアプリを動作させるとclassicなんていうデキの悪いエミュレータもどきがどこからともなくあらわれて古いアプリを実行していた。この時点でワタシはMacユーザーであることをやめたのである。これは禿の横暴だと思った。高いお金を払って買ったPageMakerやらが使えなくなったワケだから。それに引き替え、XPからVistaの変化は非常に緩やかだ。(98SEから2000だって大きな変革だと言われたが、そんなに言われるほどの互換性問題はなかった)このへんは正直言ってMSのスタンスに好感を持てる。実際の互換性問題だが、これは互換モードが用意されている。現時点で互換性問題には直面していないので利用していないのだが、こういった逃げ道もあるわけ。だから闇雲にVistaは使えないとか言うのはどーかと思う。まあまだ仕事では利用していないので、ここまで強く言うべきではないのだが、新しいものがあり、それを喰わず嫌いで使わないとゆーのももったいない。上で触れたSuperFetchとかHybrid Sleepなんかはかなり良いし、安定性もXPの比ではない。カーネルから刷新したにもかかわらず、ここまでのデキというのは称賛に値するのではないだろーかね。

 まあ個人的な意見とゆーことで。


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【2008/04/17 21:49】 | コンピュータ
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