米国けんきゅうにっき メモリの有効利用
学位取得後、研究者として米国へ。このさきどのようなことが待ち受けているのでしょうか?
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 なんのお話かといえば、この間、起動しなくなったXP機について、ってゆーかXP全般のチューニングについてだな。以前のエントリでDellのMini9のチューニングについて触れたことがあるのだが、それと似たようなことをデスクトップ機にも施そうと考えたわけだ。

 現在、自宅でメインに使われているWindows7機は4GBの実装メモリを持つ。そしてこいつは64bit版のOSなのでこの実装メモリは無駄なく使われている。しかし、普段から愛用していたXPは32bit版であり、このPCに4GBのメモリを実装しても32bit版XPは3.2~3.5GB分しか認識せず無駄になる領域が生じる。これがOS管理外メモリ領域だ。今回はこれをどうにか利用してみようと思う。

 OS上からは認識されない領域であるため、当然、何らかのユーティリティを利用しなければならないのだが、今回はRAM Diskとして利用することにする。ココにRAM Diskの概要が書かれているが、今回のお題はソフトウェアレベルでのRAM Diskだ。もちろん金に糸目をつけなければGigabyteが発売していたi-RAMやACardのANS-9010などのハードウェアレベルのRAM Diskも非常に魅力的なのであるが、ここでのOS管理外の余ったメモリを利用するという趣旨にそぐわないので割愛する。

VSuite_SS01.jpg さてそのユーティリティだがいろいろある。特に無料で利用できるものをあげると、それこそMini9にインストールしたERAMGavotte RamdiskFreeRAMDiskなどがあるが、今回はVSuite Ramdiskを紹介しよう。
 このVSuite Ramdiskの利点は、OSの終了時にRAMdisk上のデータをHDDに書き込む機能を持つ点が挙げられる。通常、RAMDiskは物理メモリ上に構築されるので、その性格上、電源が切れるとメモリ内容は消去されてしまうのだが、こういったVSuite Ramdiskの機能によって内容の消去を回避できるわけだ。ただその反面、OS終了時にHDDへの書き込みが生じるため、RAMdiskの容量にもよるが、OSの終了に時間がかかることもある。

 では具体的にはRAMdiskには何を置けばよいの?という話になるのだが、いちばん有効なのはブラウザのキャッシュを置くことだろう。実際、ワタシの環境ではFirefoxの速度が劇的に向上した気がする。ほかには仮想メモリのページファイル(物理メモリを大量に積むことができなかった時代、足りない分のメモリ領域をHDDで代替させること。当然、速度は物理メモリにくらべて遙かに遅くなる)を置くとかもアリかな?あとはOSが利用するテンポラリファイル(通常はC:\Documents and Settings\ユーザー名\Local Settings\Tempにある。ただし、不可視フォルダを見えるようにしないと見つからないよ~)だろうか。ただ個人的にはこれは高速化に寄与しないような気がする。まあ、放置すれば肥大化するので、RAMdiskに放り込んでおいてOS終了時にRAMdisk内のファイルを保存しないようにすれば、OS再起動のたびにきれいさっぱりなくなるので、便利ちゃ便利なんだが......なんらかのアプリをインストールするときにインストーラーが展開するファイルのサイズがRAMdiskの容量を超えてしまう場合、ちゃんとインストールできないという事態に陥るので微妙だと思うよ。だからテンポラリファイルは定期的にCCleanerとか手動とかで消去する方がいいような気がするが、まあその辺は個人の性格によるかな~。

 ではVSuite Ramdiskの導入について。ちなみに、もしかしたらシステムが不安定になることがあるので、データのバックアップはしっかり取ってくれ。それと、常用にたえない様だったら、ムリせずアンインストールすること。以上を理解した上で以下の作業を参考にしてくれ。なにかあってもこちらは責任をとれないのでね。まず、インストーラをこのへんからダウンロードしてくる。どのエディションを選ぶかは自分の使い方によるので自分で適宜、考えてくれ。ただStandard以上はDirect IOディスクを選べるようになるので、さらに高速化できるようだ。(詳細はサイトに書かれている)それとDirect IOモードではVista以上のOSを使っている場合、ReadyBoostが利用できないと書かれている。これは後述するeBoostrにも適用されるのかよくわからないのだが、SCSIディスクでも十分に速いと感じるので、少なくともワタシの使い方では無料版で十分だ。

VSuite_SS02.jpgVSuite_SS03.jpgVSuite_SS04.jpg
今回はOS管理外メモリを利用したいということなのでチェックするあと日本語化もされているので、プルダウンメニューで変更可能イメージファイルを有効化および管理外メモリの使用もチェック

 上のSSのように、まず左のペイン(ウィンドウの左端の区画)にあるオプションをクリックすると言語の選択と管理外メモリの有効化ができる。特にワタシの場合は物理メモリが4GBであるにもかかわらず3.3GBしか認識していないため、残りの部分が管理外領域となる。まあ、このアプリは賢いコなので管理外メモリ領域が764MBと表示されている。

 このOS管理外物理メモリの有効化にチェックを入れてから、左ペインのRAMディスクをクリックすると上の右端のSSの画面になる。まずドライブレターは自動選択できるが固定化しておいた方が気分的に落ち着くので、ここではZを指定。まあ後ろのほうのアルファベットをチョイスしておいたほうが無難であろう。ファイルシステムはワタシはNTFSにしたけどFAT32でもいける。この辺は個人の判断にまかせるわ。ボリュームラベルは自分で付けられるけど、ここではデフォルトのままにした、ってゆーか、変えられるのを気がつかなかっただけなんだけどね。

 ここから重要。まず一番下のOS管理外メモリの使用にチェックをいれる。そうするとディスクサイズを決められるで、ここでは764MB以下の値を上のディスクサイズのところに入力する。まあ全部使いたいところだが、ワタシの環境では微妙にOSが不安定になった気がしたので、若干少なめの750MBとした。あとはイメージファイルの有効化をチェックして、コンピュータのシャットダウン時に保存にもチェックを入れる。ちなみにこの2つのチェックはFirefoxなどのブラウザのキャッシュを置くだけならば、なくてもよいと思う。ワタシはeBoostrをインストールしてみることにしたので、このOS終了時のRAMdisk内のファイルのHDDへの書き出しを有効にしておいた。保存場所は自分で適当な場所を決めておく必要があるので、それを右端の...ボタンをクリックすることで定義できる。名前はまあ適当に。以上で再起動。

 再起動するとマイコンピュータ内にZのドライブレターをもつデバイスが生成される。これがRAMディスクだ。これはOS上ではフツーのHDDのように見えるのだが、実際にはOSが認識できない物理メモリをHDDみたいに見せているワケ。だからこのドライブのアクセス速度はHDDやUSBメモリなんかよりも遙かに高速である。

 ワタシの場合、まずここにFirefoxのディスクキャッシュを置くことにした。やり方はまず、ブラウザのwwwを入力する場所に"about:config"といれてえんたー!ブラウザには警告が出るが、ダイジョーブョというボタンを押すと大量の何かのリストが表示されるハズ。ここでリストのいちばん上にあるFilter:というところに"browser.cache.disk.parent_directory"と入力してやると、もしその文字列があれば表示される。なければリスト内で右クリックして新規のところの、文字列を選んで"browser.cache.disk.parent_directory"と入力する。続いて、値をRAMディスクのある場所に指定してやる。ここでは"Z:\\"ってな具合にね。そうしてFirefoxを再起動すれば、速くなった気がしない?

 ちと長くなったので、続きは次回のエントリで。
 

FC2blog テーマ:自作パソコン - ジャンル:コンピュータ

【2010/03/13 12:02】 | コンピュータ
トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。