米国けんきゅうにっき 続いてI-485提出!
学位取得後、研究者として米国へ。このさきどのようなことが待ち受けているのでしょうか?
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 先日のエントリでI-140嘆願書を提出した旨を書いた。この書類は基本的に嘆願者が合衆国の国益に貢献する人物であることを証明するために提出するものであり、米国永住権すなわちグリーンカード自体を申請するものではない。しかしながら、第二優先枠(EB-2)の国益による免除(NIW)で申請する限りはこの書類は提出しなければならない。

 申請のシークエンスとしては、まずこのI-140を電子申請し移民局(USCIS)からの受領書が郵送されるのを待つ。これは7~10日かかると言われているが、私の場合は3月22日に電子申請をして、受領書が届いたのが4月6日、つまり2週間だ。まあ7~10ビジネスディと考えれば、2週間というのはリーズナブルだけどね。この受領書、I-797C(Notice of Action)を受け取り次第、すべてのNIWのサポート書類をUSCISに送る。この際に、グリーンカードの申請に相当するAdjustment of Status(AOS、I-485)も同時に提出する。これがI-140(NIW)とI-485(AOS)の同時申請のシークエンスだ。

 なんでこんな複雑というかわかりにくいのか?もちろん専門家ではないので、間違っているだろうしあんまりこの情報を当てにしない方がよいと思うのだが、まあ簡単にまとめてみよう。

 日本人が永住権を得る方法としては3通りが知られている。まずはよく知られつつあるんじゃないかな?抽選によるもの。これはDIVERSITY VISA LOTTERYというもので米国移民の国別の偏りを無くしていこうというもの。だから移民の多い国民はこのプログラムに参加できないことになっている。日本はといえば、もともと海外に移民するという気概の乏しい国民なので、もちろん参加可。資格はプログラム参加国の高卒以上ならインターネットで申請できる(DV -20xxでぐぐればすぐに見つかるだろう)。締め切りは年によるが12月の初旬だったと思う。まあコレに当たってもグリーンカード取得を保証するものではなくて、たしかグリーンカードの面接の権利が得られるんじゃなったかな?

 次に、最もポピュラーなのが米国籍の異性と結婚することによって得られるモノだ。まあいわゆる国際結婚ってやつ。たぶんこっちの日本人(特に女性)の多くがこの方法で永住権を得ている。事実、私がこちらで知り合った永住権をもつ日本人女性の多くはこれに該当する。まあこれは男性には厳しいわな。基本的に日本人女性は米国人男性に人気だけど、日本人男性はねぇ......米国人女性に魅力的かといえば甚だ疑問だわ(^^;) ちなみにこの場合のグリーンカードは確か偽装結婚を防ぐために短期のものが発行されると聞いたことがある。まあ興味があるようなら詳しくは自分でしらべてくれ。(mixiのグリーンカードのコミュにたくさん経験者が集まってます)

 さてそして3番目の方法が雇用ベースの申請だ。まさに私が今回申請したのはこの方法。この雇用ベースには5種類のカテゴリーがある。これがEB-1からEB-5と割り振られており、上から順に”卓越した能力の人物”、”修士以上の専門的な知識が技能を持つ人物”、”4年制大学卒で米国内での労働を許可された人物”、”特殊移民(日本人はほぼ該当しない)”、”投資家”である。EB-5は特殊な例で、金で永住権を購入すること可能だが、それ以外は優先枠が設けられているらしく数字の少ない順に優先となる。

 私の申請したEB-2 NIWは第二優先枠のなかでも労働許可証が必要ないもの。言い換えれば自分の能力を元にセルフスポンサードできるということが証明できるケースだ。そういうわけで、大量のサポート書類が必要となる。このカテゴリーのメリットは労働許可証が必要ないため、本来、雇用主が労働省に嘆願するプロセスがそのままスキップできる。また労働許可証が必要ないということから、雇用主を比較的自由にかえることができるわけだ。

 まあ簡単にまとめてみたわけだが、間違っているコトも多々あると思うので自分で調べてみることを強く勧める。もし興味があればだけどね。

 今回のEB-2 NIW申請によりまだ日本国籍を放棄するわけではない。よく間違われるのが永住権(permanent residency)と市民権(citizenship)の違い。FビザやJビザなどのビザは非移民ビザと言って母国に帰国することを前提として発行されるものに対して、永住権は永住を許可される移民ビザを指す(Hビザは非移民ビザだけど、永住の意志を持つことを認められているビザ)。そして市民権は国籍そのものだ。だから当然、グリーンカードホルダー(永住権所有者)は米国における選挙権もない(母国の選挙権はある)。ただし外国人が米市民権を得るためには、かならずまずは永住権を得なければならない。そして5年後に市民権を得る資格が与えられる。このときに母国の国籍はどうなるのか?これはもう国次第だ。日本は二重国籍を認めていないので、米国籍を得た場合は自動的に日本国民ではなくなる。まあ、それを考えるのはまだ先だ。

FC2blog テーマ:アメリカ合衆国 - ジャンル:海外情報

【2010/04/08 13:18】 | 移民ビザ
トラックバック(0) |

管理人のみ閲覧できます
-


コメントを閉じる▲
コメント
この記事へのコメント
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2010/04/17(Sat) 21:30 |   |  #[ 編集]
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。