米国けんきゅうにっき Anacondaという町
学位取得後、研究者として米国へ。このさきどのようなことが待ち受けているのでしょうか?
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 もう2年ほど前になるのだが、Anacondaという町を訪れたことがある。まあ理由はI-90を通るとき、ButteとMissoulaの区間でいっつも目に入る構造物があったためだ。その構造物とは巨大な煙突である。場所はButteを出てからDeer Lodgeの手前あたりの区間。西にI-90を走る場合は左側に見えるわけだ。

 さてこの煙突のことをラボのみんなに聞いたことがある。まあジモPとかは基本的に自分の地元にあまり興味がないのだろうね......有用な情報は得られなかった。しか~し、何かの機会でウチのボスに煙突の話をしたら、なんと知っていたワケだ。答えは精錬所(Smelter)。確かに巨大な煙突をもつ施設なんて、精錬所か発電所、ゴミ処理所に化学プラントくらいしかおもいつかないのだが......まあ、そのとき初めて"smelter"なる単語を聞いたので、ボスが説明してくれた文脈から脳内連想して日本語の”転炉”を思い浮かべた。むか~しの社会科の授業で製鉄所の内容を学ぶじゃない?そこで高炉で粗精製された鉄を精錬する炉ね。でも、"smelter"をウェブの辞書で調べても精錬所としか書かれてないんだよね~、手持ちの辞書には”転炉”とも書かれていた気がするんだが。

 話を戻そう。モンタナ、Anacondaは銅精錬で栄えた町だそうだ。隣街(とはいっても結構、離れているが......)のButteは銅鉱山の街なので、そこから得られた銅鋼を川でAnacondaに運び込んで精製していたのだと。

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大煙突の手前には駐車場が煙突を手前になんだか広場があるこれはなんでしょう?


 そもそも正確な場所を把握していなかったのだが、巨大な煙突に向かってクルマを走らせると駐車場にたどり着いた。んで、駐車場の看板にはAnaconda Stack State Parkとかかれているのだ。この巨大な煙突をI-90から眺めていた時点で煙を出しているシーンを一回も見たことがなかったので、たぶん稼働してないんだろうなという予感はあったのだが、Anacondaに入ると鉄道の引き込み線やら巨大なボタ山があるじゃない。だからもしかしたらまだ稼働中?と思ったり。でも州立公園に指定されているところを見るとやはり産業遺構なんだろうなぁ。

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広場の巨大なナニかは煙突基部の模型、大きさを体感できるわけね予想通り、廃墟化しておりました


 広場には銅精錬で使われていた道具のモニュメントとか大煙突基部の模型とかが置かれていた。なんでもワシントンのペンシルタワーがすっぽりはまり込むんだってさ。たしかにこの距離から見ても巨大さは伝わるわけさ。

 まあ当然、近くまで行ってみたいという衝動に駆られるわな。で、周りを散策した結果、かつての精銅所のゲートがありました。しかもゲートは開けっぴろげられている。ここが日本なら迷わず行ったんだが(立ち入り禁止とは書かれてなかった)、ここば米国。たぶん私有地なので撃たれかねないなぁと思ったのでいきませんでした。たしかにそのあとネットで煙突近くの写真を探してもあんまりないんだよね。だから行かなくて正解。それに老朽化も進んでいるらしく、同じくネットで見た超望遠の写真を見ると結構、表面が剥離しているっぽい(基部から途中までは煉瓦作りだとか)

 そーいうわけで、長年のナゾは一応、解決したのであります。

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【2010/06/12 07:52】 | 思い出(旅行編)
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