米国けんきゅうにっき REUプログラム終了
学位取得後、研究者として米国へ。このさきどのようなことが待ち受けているのでしょうか?
 隣のラボではバクテリオファージに感染されたらしい。軒並み大腸菌育成中に細胞溶解している模様。そんなわけでお隣さんはブリーチでラボ中を洗浄しており、においがこちらまで漂ってきてるね。こっちまでファージが漂ってきてウチの大腸菌育成にも打撃を与えないか心配です。まあワタシが主に使っているのは別の種類の細菌だから大腸菌のファージに感染することはないけど、大腸菌で発現させてるタンパク質もあるからなぁ......

 さて先週いっぱいでNSFのREUプログラムが終了した。ここまでアメリカ人の学生をマンツーマンで教えたのはほぼ初めての様な気がする(東海岸でundergradの学生に実験の手ほどきをしたことはあったが)。

 このREUのプログラム、よその大学ではどうだか知らないが、結構、タイトなスケジュール(10週間)の中で、2回のプロジェクトの進捗を報告するプレゼンと、(モンタナ内の)他大学のREUプログラムの学生との合同のコンファレンス、プロプラム最後のポスターセッションと投稿論文とほぼ同じ形式の草稿提出など、盛りだくさんであった。それらのためのディスカッションや推敲、スーパーバイザーとしてのプレゼンの参加など、ワタシの仕事も盛りだくさん。さらに彼女のバックアップのために進捗状況から判断して、足りない分のタンパク質の精製など、結構、精神的に疲れたわ。

 水曜日にポスターセッションということで、妻とウチのラボのundergradのAltaと見に行くと、彼女はちょいと緊張していた模様(Alta曰く)。まあそこに隣のラボのBen(日本語でオハヨウと挨拶する、いつもハイなアメリカ人)が居たので、彼女に質問するように促した。さらにRobert(学科の教授の一人)がやってきたので、彼にも頼んでポスターを見てもらいました。結構、長く議論してたので大変だったみたいだけど良い経験でしょう。

 木曜日はラボマネのDoreenの計らいでREUプログラムの締めとなるバンケットに妻と参加させてもらった。Michaela(ウチのREU学生)は顔見知りがいてうれしかったみたいだね。まわりはREUの学生以外にもファカルティとか居たからさ。

 Doreen曰く、ワタシのキャリアにもなるからCVにも書けるそうな。まあ、それを言ったらワタシの妻もJ1プログラムでウチのラボに実験をしに来たこともあったので、それもキャリアとしてかけるわな。なにわともあれ疲れました。
 
 ところで今回のREUの学生は結構、賢い娘だとも思った。モチベーションが高いとでも言うんだろうか?そんな彼女もこの新学期は3ヶ月、メキシコに語学留学するんだそうだ。

 メキシコでは役に立たないだろうが、ここで学んだ研究に関する経験が彼女の将来に役立てば幸いである。

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【2010/08/09 15:08】 | 研究
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