米国けんきゅうにっき 天上のGrinnell氷河
学位取得後、研究者として米国へ。このさきどのようなことが待ち受けているのでしょうか?
 前エントリに引き続き、Grinnell氷河への道のり。スタッフによるフェリー回収が終了後、ついにJosephine湖を縦断する。対岸に着くとGrinnell氷河とGrinnell湖へ向かうトレイルに分かれるワケだが、湖の方は昨年にMぽんと訪れている。こちらはレンジャープログラムがあるらしく、同乗していたレンジャーが数人のハイカーを引率して森の中に消えていった。ちなみにGrinnell湖は緑色の湖面が美しいのだが、個人的な印象で、あの辺はなんだかクマがウヨウヨいそうでなんだか危険な香りがするのよね。

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歩き始める前の意気揚々とした姿ボードウォークを歩くMぽん九十九折りを登ると......
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徐々に登っていくトレイル途中でパノラマ写真


 Josephine湖の対岸の桟橋から右の方に進むとトレイル案内板とボードウォークが出現。この時点でGrinnell氷河に行きそうなハイカーはフェリーに乗っていた人数の1/3くらいか?野生動物の脅威にさらされる身としてはちょっと少ない気もするが、写真の様にチェストホルスターにクマスプレー、”Big Mama”を装備している上に、妻にも中型のクマスプレーを装備しているので大丈夫だろう。ちなみにバックパックが重そうに見えるが、実際は結構、重かった。中にはストーブとプロパンタンク、雨具、(使いもしなかった)折りたたみストールチェア二組、食料にハイキングポールが入っていたため。更に重量を稼いだのが飲料水。水が1.5Lほどであとはスポーツ飲料が500mLか?

 ああ、ちなみに私たちはクマにおびえすぎではある。周りのハイカーの軽装もさることながら、中国人家族と雄々しき集団はほぼ丸腰(裸という意味ではナイ)だった。まあ彼らは所々で”ヤッホー”(私たちには”イエロー”と聞こえたが......)と叫んでいたので、クマに対して彼らなりに注意はしていたのだろう。

 ボードウォークが終わり、小川を超えると急激な九十九折りを登る。まあ結構、急激に登るので、私はすでに息切れだが、上段右の写真の様にすでに美しい光景が広がっている。左にMt Gould、右にMt Grinnell、そして正面のGarden Wallに囲まれた扇状の地形だ。そしてこの写真の奥に写っている山腹の白い部分、すなわちSalamandar氷河のたもとまでがこのハイキングのゴールである。

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ここは滑りそう......見通しの悪いカーブもちょい危険眼下にGrinnell湖


 やはりトシなんだろーね、ちょっと斜面を登るだけで結構、息切れする。それでも足場が悪いところとか見通しのよろしくないところは注意しつつ進むのだ。特に岩清水や滝状になっているところは地面が滑りやすい上に、落ちたら余裕で死ねそうな高さがある。まあそのためにもハイキングポールを持って行ったわけなのだが。

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到着のGrinnell氷河である


 しばらく緩やかな登りを行くと、ピクニックエリアに到達する。ここでは結構な人数にハイカーが昼食を摂っていた。さてこのピクニックエリアから最後の登りが始まるわけだ。このGrinnell氷河トレイルで最も急な登りがね。スッゲー疲れたわけではあるが......頂に達するとそこはもう別世界が広がっている。眼前にGrinnell氷河湖とGrinnell氷河、そして地球気温の上昇により分断されたとされるSalamandar氷河が岩肌に張り付いておる。

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桟橋からの出発と到着時間で3時間半くらい?ストーブで暖めたお湯で紅茶をいれ、氷河の前で楽しむ


 重い思いをして持ってきたストーブでお湯を沸かし紅茶をいれた。このストーブは3年前にBozemanを去っていったこーきくんからもらったものだ。私もガソリン用のを持っているが、アレはかさばるので持ってこなかった。(こーきくん、ありがとう!

 氷河湖のほとりでいれたての紅茶を飲みながら、サンドイッチをほおばる時間はなんだかサイコーの贅沢だよね~。まあそんなわけでGrinnell氷河へ妻とともに登るという私のもくろみは達成されたのである。


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【2010/08/25 11:49】 | 国立公園めぐり
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