米国けんきゅうにっき 電話インタビュー
学位取得後、研究者として米国へ。このさきどのようなことが待ち受けているのでしょうか?
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 先週の終わり頃、某大学から電話インタビューのオファがやって来た。まず書類選考を通ることはないだろうと思っていたアプリケーションだったので、寝耳に水。その時点で提出していた書類(Research Interests,、Teaching Philosophyそしてカバーレター)を身近な米国人に直してもらっていなかった。言い換えればすべてが自分の現在の英語力のみで作成されたものだったのだ。まあその後、その書類は友人たちにダメ出ししてもらったわけであるが......

 先方から電子メールで今週のいずれが良いか言われたので、なるべく早い火曜の午前中にしてもらった(月曜日は歯医者の予約があったので)。しかし個人的にはファカルティポジションの電話インタビューは初めてだったので(ポスドクの電話インタビューは一度、経験している)、何を訊かれるか皆目見当がつかない。そんなわけで元同僚で最近、Washington州の某私立大学でテニュアトラックポジションを得たDaliaに電話インタビューで訊かれたことを訊いてみた。まあ全く同じことを訊かれることはないので参考程度にしかならないが、知らないよりはマシである。

 彼女からの返事によると、(彼女が訊かれた内容は)志望動機、なぜ教育に興味があるのか?、教育と研究を両立するために何が重要か?研究計画について、授業を教えたことがあるか?など。あとはラボマネにも言われたのだが、何しろ向こうの大学のウェブを読んでよーく研究しておくこととか。そーいうわけで週末は血眼なってその大学の情報を読み漁っていた。

 その大学はもともとは高校などの教師養成学校が出自だったのだが、近年は研究施設としての特色を前面に出している。特に力を入れていると感じたのはネイティブアメリカンへの教育などのダイバーシティに関連した社会への寄与だ。(まあどの辺の大学かは想像できるかもしれないが、こういった取り組みはこっちではどこでもやっている)それを鑑みて志望動機を書き下した。またいくつか訊かれそうなことを書き下しておいたのだが、電話を介してになるので、臨機応変の対応が要求される。だからそれら書き下し文は役に立つかちょっと不明かなぁとは思っていた。

 さて電話面接の当日。直前に下の階の日本人ポスドクの方がやって来て元気づけてくださった。自分ではまったく思ったコトはないんだが、「cooyouさんの英語は、私が会ったことのある米国でポジションを得た日本人の中ではかなり上の方ですから、自信を持ってください」と。前日の歯医者でも言われたんだが、まあリップサービスとはいえありがたい限りである。

 電話自体は大きな失敗もなければ、特にうまくいったとも思わなかった。(まあ電話後にこれはダメだろうなとは思ったが......)電話の対応は特に問題なしだったが、ちょっと予想外の展開があった。電話がコンファレンスフォン(多人数通話)だったのである。先方の3人のコミッティーが順番に質問をするカンジだ。それぞれの英語は何を言っているのかはわかったが、用意してなかった質問もいくつかあり、ちょっとシドロモドロになるシーンも。(正確には準備していたが、似たような回答になってしまうため、回答するのに躊躇してしまった、みたいな)例えば、学部生の教育に対してどのように考えているのかと、ダイバーシティ教育に関してどう考えているのか、とかね。あと答えにくいっていうか、自分の弱点を言わなければならないシーン。クラスを教えたことがあるかみたいな。その一方でよくできたシーンは志望動機だろうか?これは先方の大学の情報をもとにしっかり考えたので、ちょっと自信がある。

 そんなカンジで9つくらいの事柄を訊かれた。そのあとはワタシの方から質問が無いか?と聞かれたので、用意してあった4つほどの質問をする。そのうちの2つほどは向こうの先生が「うん良い質問だ」とか。そのはポジティブ材料か......

 終わってみれば約20分の電話面接だった。思っていたより短かった印象。もっとしゃべった方がよかったのか議論の余地があるが、簡潔にまとめるというのも重要な気がするし。まあコレばっかりは経験を積むしかないなぁ。

 と、このエントリーを書いているとDaryl(純日本人だがハワイ生まれの米国育ち)がやって来たので一緒に昼食を取りに行くことにする。

FC2blog テーマ:アメリカ生活 - ジャンル:海外情報

【2011/01/12 14:11】 | 研究
トラックバック(0) |


cooyou
ありがとうございます。でもまだまだ先は長いですし、ここのラボももうすぐ閉まるので、結構、不安です。

おめでとうございます!
Seedless raisin
大学教員の電話インタビューとはおめでとうございます。しかも、初期の書類でとは。面接に呼ばると良いですね!

コメントを閉じる▲
コメント
この記事へのコメント
ありがとうございます。でもまだまだ先は長いですし、ここのラボももうすぐ閉まるので、結構、不安です。
2011/01/22(Sat) 21:42 | URL  | cooyou #-[ 編集]
おめでとうございます!
大学教員の電話インタビューとはおめでとうございます。しかも、初期の書類でとは。面接に呼ばると良いですね!
2011/01/22(Sat) 19:31 | URL  | Seedless raisin #ax4px7aw[ 編集]
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。