米国けんきゅうにっき 新生MediaSmart Server EX495
学位取得後、研究者として米国へ。このさきどのようなことが待ち受けているのでしょうか?
blog_2014_0305_08.jpg ちょっと前に自宅のWHSの調子が悪いことに触れた。まあ2つ入っているHDDの内の1つが風前のともしびってやつだったのだ。そのため急遽、外付けのHDDを買ってきて、データを退避させたのがこのエントリである。


 データの退避をさせたあとしばらく時間がとれなかったのでWHSを放置していたのだが、やっと復旧することができた。そもそも復旧に時間がかかる理由なんだが、Windows Home Server(WHS)は昨年の1月にサポート終了となっていたらしい。さらに後継OSのWHS2011も昨年いっぱいで販売終了ということだった。まあセキュリティの懸念もあったので、この機会にWHSからWHS2011へのアップグレードを画策していたわけである。


 WHS2011自体は未だに通販等で購入できるが、ちょっと不安だったので昨年末にAmazonで購入したのだが、問題はそのあとである。ワタシのウチにあるWHSをインスコしてあるサーバーはHPのEX495という機種なのだが、WHS2011時代になりHPはサポートをやめてしまった。つまりこの機種のWHS2011へのアップグレードパスは提供されていないことになるわけだ。さらにこのEX495はVGA端子(映像出力)を持たない上に起動時にBIOSへのPOST画面にならないようにマザーボード上にジャンパーピンが抜かれているというユーザーによるメンテナンスを徹底的に除外している。まるで往年のAppleのようだ。


 しか~し、チップ自体は映像出力をサポートしており、マザボ上には映像出力を取り出せる端子がある。さらに有志によりネット上でその映像端子のアサインが解析・公開されており、自作して映像信号を取り出す人たちもいるらしい。秋葉の近くに住んでいれば映像出力ケーブルの自作もありえたんだけど、ここアメリカだとそーいうのってどこで手に入れるのよってちょっと思ってしまった(まあたぶん通販だろうな)。そーいうわけで、日本で自作してヤフオクを通じて販売している強者がいるので、義妹に頼んで買ってこっちに送ってもらった。


 まあそのケーブル製作・販売をしているヒトのホームページはちょっと個性的なんだが、そのウェブページからの印象とは裏腹に送られてきた品は非常に丁寧に作られていて好印象である。お値段は日本円で3000円くらいか。付属するEX490の図解も懇切丁寧だったので、自作PCとかに慣れていないヒトでもバラせるんじゃないかと思った。それでも分解するのが不安なヒトのために分解の簡単な工程を写真に撮ったので公開する。


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まずは上半分のHDDトレイを4つ全部はずす次に下半分のメッシュカバーをはずすのだが、これはたしか3つのビスで固定されている。特に左下のビスはドアの固定にも使われているので、これをはずすとドアもとれる左右の化粧板をはずす。コレは内側の四角い穴に固定されている爪を押し出すカンジではずす
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次に天蓋の化粧板をはずすが、これも左右の化粧板と同様の要領で。これらの操作は本体奥に見える緑色のドーターボードをはずすのが目的である天蓋をはずすとドーターボード上部にアクセスできるようになるので、3つの端子をはずすしゃしんを撮り忘れたけど、ドーターボードを水色のT型ロックを90度まわすと、ドーターボードを引き抜けるようになる



 本体下部(メッシュカバーの奥)には底から、電源、マザーボードと配置されている。そしてマザーボードの奥の方には垂直にドーターボードがささっており、このボードに4つのHDDがつながる仕組みである。だからマザーボードを本体から引き抜くにはこのドーターボードをまずは抜かなければならない。いろいろ端折っているが、流れは上の写真のようなカンジ。


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これがマザーボード。真ん中らへんの剣山みたいなヒートシンクの横の正方形状の黒いチップの右にあるベージュの端子から映像信号が出ているとのことマザボの上にあるケーブルが今回、ヤフオクで買ったもの。原価は2,3百円くらい?丁寧にマザボのチップレイアウトにあわせてケーブルに癖をつけてくれている



 簡単に解説してみたが、どうしても作業中に写真をとっているので、あとから説明する際に撮って置けばよかったと思われる写真がたくさんあるな。さらにこのマザボと取り外した際に、BIOS画面に入れるようにジャンパピンをショートさせなければならないんだが、このジャンパピンもケーブルとともに送られてきた。至れり尽くせりである。


 こんな感じでEX495の映像出力を出せるようになったので、WHS2011のインストールもカンタンになったわけである。なぜカンタンになったのかというと、デフォルトでは当然ながら内蔵HDDが起動ディスクになっており光学ドライブを起動ディスクとは認識しないのである。だからBIOSに入って起動デバイスシークエンスをいじらなければならない。このためだけに上記の作業が必要だったといってよい。中にはインストール用のパッチを作ってUSBメモリに入れ、そこからインストールする方法も紹介されているが、トラブルがあった場合に少なくとも個人的には対処が難しそうである。


 インストール自体は外付けの光学ドライブ(ワタシの場合はUSBの外付けドライブを使用)にWHS2011のインストールディスクを入れてダイアログに従うだけである。kただサーバーなので、イーサーネットにケーブルをつなげてネットワークアクセスが可能な状態にしておく必要がある。

 
 こんなところだろうか。WHS2011自体の使い心地はWHSとほぼ同じか、ちょっとレスポンスがいいかくらい。4年前のハードウェア構成でも動くんだからたいしたものである。



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【2014/03/05 16:47】 | WHS
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