米国けんきゅうにっき 大陸の風を感じた
学位取得後、研究者として米国へ。このさきどのようなことが待ち受けているのでしょうか?
 もう先週のことになるんだが、改めて大陸の風を体感した。


 Z国出身の同僚が契約を更新しないということで自国に帰ることになった。それで先週の火曜日に空港へのライドをお願いされたわけである。ちなみにその日はグループミィーティングでスピーカーをつとめることになってたんだが、まあそれは午後からで彼の出発は早朝だったので、オーケィしたわけだ。


 まあ改めて考えればそうなんだが...彼のフライトは10時半。で、6時半の迎えに来てくれと言われていたのである。国際便なので2時間前、つまり8時半には空港にいればいいわけだが、6時半とは早すぎでは?と思っていた。で、いざ行ってみると、まだ部屋の片付けが終わっていないわけだ。それの手伝い要員兼ライド係なわけだな。これから南半球にある国に帰るのに、大丈夫なのかチョット心配になる。(しかも1児の父でもあるんだが、この頼りなさは衝撃的だ)


 まあいろいろいらないモノをくれたわけであるが、トイレットペーパーは丁重にお断りする。これでもその2日前に部屋の片付けを手伝ったんだがな。それでこの状態か...まあワタシも大分を出るときは似たようなもんだったから、ヒトのことは言えんか。


 さて7時半になってやっと空港に向かう。その道中で、フライトプランを訊くと、カナダ、オンタリオ経由でアフリカ大陸に向かうとか。ちょっと気になったのでカナダのトランジットビザは持っているのかと聞いたら、大丈夫、大丈夫♪とずいぶんと自信を持って言うので聞き流した...ちなみにこれはずいぶん前にも彼に訊いたような気がするんだが


 空港には出発のちょうど2時間前に到着。荷物が多いので手伝うよと、空港のショートタームパーキングにクルマを入れる。まあえらいでかいラゲッジが2つと機内持ち込みのバッグが2つ。それをカウンタまで持って行くと驚愕の事実が!


 ちなみに彼のビザは8日前ほどに切れていたんだが(インターナショナルオフィスによれば、給与が支払われない限りはそれ自体は問題ないらしい)、そのためかカナダへの入国ができないと。しかもご丁寧に彼が使う航空会社はエアカナダ、ナニかの冗談かね?と開いた口がふさがらないわけである。


 直前に訊いた懸念が現実のものとなる良い例なんだが、それからがタイヘンである。彼もまったくそれは予想してなかったんだろうな、かなりサチってた。しかも悪いことに彼のケータイ、解約日を勘違いしてキャリアにつたえてたのか、すでに使えない状態。仕方ないのでワタシのケータイをつかって旅行代理店に連絡しようと試みる。


 結論から言えば、その日に彼は出国できなかった。旅行代理店と交渉して、ビザの問題を避けるため、直接、アフリカ大陸に出る便の航空券を買うことになったわけだ。ちなみになんだか知らないが、彼はこれで3回、航空券を買い直したカタチとなる。最初のはまちがってオンタリオ発の便を買ってしまったとか。それに気がついたのが出発の1週間前。それで今回だ。トランジットビザの有無を確認しないのは、やはり大陸出身のスケールのデカさかね?


 結局、彼を連れてAnn Arborまで戻ることになった。ところで彼はこの日の朝にアパートの鍵を返却してしまったんだが、運の良いことにまだ今月いっぱいまでリースが有効だったので、寝床にはありつけた格好である。まあ電話は使えないわ、ネットは利用できないわでさんざんだがね。ところでワタシの住むアパートには住人用のフリースペースがあり、そこでネット閲覧や印刷もできる。そこで次の対策を練ったらどうかと彼に言って、ワタシはラボに行ったわけである。


 すでにカナーリ疲れたんだがね、その日のプレゼンはつつがなく終わった。


 さて翌日である。彼を空港まで送るため、早起きである。その日は事故渋滞でちょっと時間が掛かったが、まあ問題なしである。道中、ラゲッジは重量超過でエクストラフィーを取られないか?と訊くも、should be okay♪を言うわけだ。だが蓋を開けてみれば...100ドル取られたとか...もうことごとく大丈夫じゃないじゃん!とツッコミを入れたくなったんだが、まあこれも大陸のおおらかさなんだろうな(違う?)。


 まあこの2日間でいろいろと度肝を抜かれるようなハナシを目の当たりにしました。DCからアフリカに旅発つときにテキストでメッセが届いてたが、まあ彼なりにかなり疲れていたようだ。そのあと無事にZ国に着いたと風の便りで聞いた。今は息子とともに家族団らんを楽しんでいることだろう。


 改めて大陸の風を体感したゾ。



FC2blog テーマ:アメリカ生活 - ジャンル:海外情報

【2014/06/18 20:11】 | 生活
トラックバック(0) |
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック