米国けんきゅうにっき 相変わらず酸素の化学だが...
学位取得後、研究者として米国へ。このさきどのようなことが待ち受けているのでしょうか?
 さて未だに無職生活を続けているんだが、日中は論文を読んでいる。すばらしいことにワタシのうぉるばりんパスワードがいまだ有効なため、ミシガン大のライブラリにアクセスできるので、論文をダウンロードして読んでいるのである。まあこのミシガン大(正確にはVA)に所属していた3年間はロクに論文を精読できなかったからよいリハビリである。


 無職とはいえ意外とやることはある。こっちの社会福祉関連については後々語るとして、個人的かつ今後の仕事につながることでやることがあるわけだな。この間、カンザスに行ってきたことにちょっと触れたと思うが、これはカンザス大のある先生と面談するためだった。その結果、そこの研究内容や環境は個人的にはP450の化学よりもずっと性に合っているというのが第一印象だ。


 これまで(学部4年から現在まで)一貫して興味を持っていたのが酸素分子の活性化である。モンタナ時代はちょっと違うがデラウェア時代までは低分子量の化合物をつかった酸素分子の活性化、そしてミシガン時代はタンパク質による酸素分子の活性化だ。モンタナ時代の研究も小分子の活性化なので、大まかに言ってワタシの研究の興味は小分子の活性化といっていいだろう。


 その上でワタシの専門分野は無機化学であり、自分は特に銅イオンをエキスパートにしていると思っている。というのは修士2年を銅の錯体、モンタナの7年を銅タンパク質の研究に費やしてきた。途中、大分とミシガンでそれぞれ鉄の錯体、ヘムタンパク質をやっていたが、専門は銅(とニッケル、博士3年とデラウェア3年半はニッケルをやってたので)と自負している。(学部の指導教官も銅で有名なヒトだったが、卒業時に急逝してしまった)


 前置きがちょっと長くなったが、このカンザスの先生は銅タンパク質を研究しているということで、ワタシも原点回帰となる。しかもモンタナ時代の研究室ですすめられていたもう一つのテーマに非常に近い研究内容なのだ。そんなわけでちょっとワクワクしているところだ。今は研究の背景をリフレッシュするために論文を読みまくっている最中。そして競争的資金のための申請書を書くことになる。



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【2014/09/24 09:57】 | 研究
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